平塚市にて漢方脉診流経絡治療をおこなっています。JR平塚駅から約徒歩10分。駐車場も完備。

鍼灸医学とは

鍼灸医学の歴史

五千年程前の中国において、夏、殷、周等の国が興り、病苦に苦しむ人を、撫で、さする仁術による手当が、施されるうち、今から二千数百年前になって、周末の春秋戦国時代(BC七百〜三百年頃)には、それまでの医行為が、書物に書き残されるようになりました。

前漢時代(BC二百〜AD八年頃)と、後漢時代(AD二五〜二二〇年頃)には、はり灸の三大古典と言われる素問、霊枢、難経という書物が著わされ、鍼灸医学の源流が、確立されました。

尚、揚子江流域で起こった湯液(漢方薬)を中心とする治療は、六朝時代(AD二二二〜五八九年)から盛んになり、随唐時代(AD六百年頃)になると、鍼灸と湯液の両医学が交流して、発展を続けました。

“図”

我が国には、奈良時代(AD七百年頃)より、仏教の伝来と共に鍼灸や湯液が伝えられ、平安時代には非常に栄え、江戸時代になると、脉診腹診を中心とした、日本独特の治療方法が開発され、隆盛を極めました。

しかし、明治時代になり、日本政府は、富国強兵を急ぐあまり、医学に限らず、教育、文化の広範囲にわたって、欧米の文化をとり入れ、東洋独自の文化が隅に押しやられ、医学も、現在の西洋雨医学が支配的になりました。そのため、湯液を専門とする漢方医は、ほとんど絶滅しましたが、鍼灸は、医療の主流からはずされたにもかかわらず、絶ち消えることなく存続し続けました。昭和になって、西洋医学の治療だけでは満足できず、再び東洋医学の良さが、一般に認識されはじめ、今日に至っています。

鍼灸医学の特徴

鍼灸医学の大きな特徴は、
一、に生命力強化
二、に診断即治療
が挙げられます。

どういう事かと言いますと、鍼灸は、鍼や灸を用いて体表より施術し、体の中にある経絡の内外を流れる気血を整える事、乃ち病体の生命力、生きぬく力を強化する事が、先ず第一に挙げられる特徴です。

次にどんな病人でも、脉を診て、お腹を診ますと即座に、その人の診断がつき、体のどこに、鍼や灸をどのように施したらよいかが、まるで方程式を解くようにわかります。

従って西洋医学のように診断まで時間がかかったらい、病名が付いても、治療法がないなどと言う事がありません。

“子午治療”/

鍼灸医学と西洋医学の違い

同じ医学的治療と言いましても、東洋と西洋では、治療の着眼点に大きな違いがあります。

鍼灸医学は、病人の苦痛を少しでもとり除こうとして、仁術としての手当が、手から手へ伝承され、発展してきました。だからこそ三〇〇〇年とか、五〇〇〇年の歴史があるのです。この長い歴史の中で、経絡(生命エネルギーの通路)や、その上に現れる経穴(ツボ)が、発見され、鍼灸医学としての体系が整ってきました。ツボに鍼や灸を施すと、病人の苦痛がとれることがわかり(例えば足のツボに鍼を当てると胃の痛みがとれる…)さらにどの経絡の機能が変動しているかと言うことも、この医学独特の診察過程でわかるようになり、ツボを使って変動している経絡を平らに整えると、体に活力がわいてきて、一人の病人がかかえている多くの病的症状が、だんだんに消えていくこともわかってきました。そしてこの治療の主眼は、病人の苦痛のある場所に直接、鍼や灸を施すよりも、いかにしたら苦痛をかかえている病体を健康体に変えること、ができるかの工夫がなされてきました。それ故、この医学独特の診察法(四診法)と、診断法(証決定)が発達し、確立してきたのです。従って鍼灸医学は、病名治療ではなく病体治療、つまり、病気を見つけてそれだけを治療するのではなく、体全体を元気にする治療に大きな特徴があるのです。

“腎経”

それにひきかえ西洋医学は、病気そのものに着眼点がいき、追究に研究、工夫がなされて発展してきました。だからこそ西洋医学は、内科、外科、産婦人科、眼科、耳鼻科、小児科…の如く、病的症状の出やすい部位別に、専門の科が独立して設置されるようになったのです。それがために木を見て森を見ない、部分を診て全体を把握できない時計修繕医学などと、呼ばれるようになってしまったことも事実です。

鍼灸医学は、色々な症状を持った病体が相手ですから、個々の症状にとらわれた治療より、病体そのものに生命力強化を計り、病体にとりついた病的症状を自分の力で、とり除いていけるようなこの医学独特の治療体系が、確立していますから、西洋医学のような内科、外科等の別はなく、全科が対象となります。生命力強化の観点より治療しますから、病名の有無にかかわらず、どんな症状にも対応できるのです。

篠崎鍼灸治療室

“正面写真”/

“tel:0463-33-9189”/

神奈川県平塚市平塚1-10-13


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